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への思い
南陽園の中出雅則さんにお話をお伺いしました。

聞き手 こんにちは。中出さんは,こちらで長い間,梨を育てていらっしゃると伺ったのですが,
どれぐらい製作に携わっていらっしゃいますか?
中出さん 創業138年になります。意外と知られてないですが,鳥取二十世紀梨よりも歴史があるんです。
聞き手 え!?二十世紀梨よりも歴史が古いのですか?知りませんでした。
中出さん そうですね。意外とご存知ない方が多いですね。
聞き手 中出さんは梨を作られる時にどのようなことを考えておられますか?
中出さん 先代から受け継いだ園ですので,お客様に喜んでもらえるように心がけています。
聞き手 そうですね。一番大事ですからね。他に何か注意されておられることはありますか?
中出さん 安心して食べてもらうのが難しいですね。
聞き手 安心と言いますと?
中出さん お客様に安心して食べていただけるような梨を作るように心がけています。
他にも害虫駆除のための農薬を限りなく0に近づけるように努力しています。
また,肥料や堆肥作り,有機農法(科学肥料を使わない)にも注意を注いでいます。
何より,お客さんの「おいしい」の一言を聞くために何が出来るかを日々考えています。
聞き手 中出さんのこだわりが,梨の木にも出ているように思いますね。
中出さん そうなんです。梨や梨の木に対するこだわり。
梨の木が何を欲しがっているか?何を必用としているか?これをしっかりと感じ取ります。
毎日,顔を合わせる梨の木たちですから,様子を見れば何を言っているのか分かります。
聞き手 梨の木の声を聞くんですか?
中出さん そうですね。(笑) 葉っぱの色を見てみたり,木の状態を見てみたり。
その様子を伺いながら土壌管理をする。排水や冠水施設をしっかりと整える。
いかに根を大事にするか,これが大事ですね。この部分は人間も一緒だと思いますよ。
聞き手 なるほど。では梨を育てる中での苦労などはありますか?
中出さん 辛いときは,やはり台風でしょう。210日目の台風が一番恐ろしいです。
*1月1日から数えて210日目からが多く台風が発生する
聞き手 台風などの天災は防ぎようがありませんからね。
中出さん 梨は自然のことですから,毎年,同じだけの数や大きさが取れるとは限りません。
ですから,毎年,大きさや形が確定できないんです。台風などで出荷数が減る場合もありますしね。
でも,出荷の内容が変わる場合はお客さんにお断りの連絡をさせていただいています。
これは先代から引き継がれた教えですから。
聞き手 なるほど。それでは中出さんが梨を作る中で,どんな時に「嬉しい」と感じられますか?
中出さん 嬉しい瞬間はお客さんに「おいしい梨」といってもらった時ですね。
その時が一番嬉しいです。
聞き手 では,何か おいしくいただく方法や食べる時の注意点などを教えていただけますか?
中出さん そうですね。食べ合わせをしない
コーヒーを飲んだ後は食べない,甘いものを食べた後の梨は食べないで欲しいですね。
まあ,私の私的な気持ですが,1本の木から1年で1箇所しかできないものですから大切に感じながら食べいてもらいたいという気持が大きいですね。まあ,梨には大きくおいしくなって欲しいですね。
聞き手 なるほど。それでは,次にどんな梨がおいしいのか教えていただけますか?
中出さん そうですね。南陽園の梨は沈む梨が多いのですが,水に沈む梨はおいしいですね。
梨の密度や糖度の関係だと思うのですが。
他に色ですね。柿色を見る,白抜けてる(白い色)梨はあまりおいしくないですね。
聞き手 そうですか。お話の端々に中出さんの梨に対する情熱が伝わってきました。お話ありがとうございました。
中出さん こちらこそ。ありがとうございました。
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